- 夜に地震が起きたらどうする?
- 枕元にも防災ポーチを備えておくと良い?
- 本当に必要な防災ポーチの中身が知りたい!

今回はそのような声にお応えします!
最近では地震が頻繁に発生していることからも、防災リュックを備えている家庭が多くなってきています。
しかし、防災リュックを用意して満足していませんか?
寝室で地震が発生した場合には室内を安全に移動して屋外へ避難する必要があります。
そこで今回は、防災リュックとは別に寝室の枕元に備えておくと良い防災グッズをまとめます。
寝室の防災ポーチの役割


寝室の防災ポーチの役割は次の4つです。
- 就寝中でも命を守ることができる
- 避難の安全性を高める
- 救助に備える
- もしものときの安心感を得られる
夜は寝ていることが多く、頭が働いていない状態となっています。



その分昼間よりも危険性が高く、避難の難易度も上がってきますね。
防災ポーチの中身5選


寝室の枕元に備えておくべき、防災グッズをまとめます。
- スリッパ
- 靴下
- 軍手
- 緊急用ホイッスル
- 懐中電灯
それぞれの役割や理由を詳しくまとめます。
スリッパ


地震後は家具や本棚の転倒、窓ガラスの飛散によって室内が危険な状況になります。



いつもとは異なる状況を想定することが大事ですね。
素足で室内を歩くことは、けがの可能性が非常に高いです。安全に室内を移動するためにもスリッパは必須です。
さらに、踏み抜き防止インソールの入ったスリッパや靴を用意するとより安全に移動ができます。
靴下
靴下もスリッパと同様に室内を安全に移動するのに重要です。
家具やガラスの直接的な接触を避けることはもちろん、歩き慣れない場所での靴ずれの防止にもなります。



その他にも、冷えやすい足元の保温にも必要ですね。
軍手
移動時に手のけがを防止します。転倒した家具や飛散したガラスが足元にある状況では、手すりや壁につかまって移動することになります。
特に、夜の地震は周囲が暗いので心理的な不安が高まりやすいです。
軍手を着用することで安心して移動ができるようになります。
緊急用ホイッスル
地震によって家具の転倒やドアの建て付けの不良が起きた場合は、歩いて屋外へ避難できなくなる可能性があります。
閉じ込められた場合でも救助を呼べるように緊急用ホイッスルを用意しましょう。



声で救助を呼ぶのはかなりの体力を消費しますね。
懐中電灯(予備の乾電池付き)


夜は周囲が暗く、地震発生直後は停電の可能性が大きいです。
周囲の状況の確認や歩行時の足元の確認などは避難行動に必須です。
充電式だとバッテリー切れの恐れがあるので、懐中電灯と合わせて乾電池を用意すると安心です。
周囲が暗い場合は、緊急用ホイッスルと併用して救助を呼ぶ際にも懐中電灯は重宝します。



光でも救助を呼ぶということですね。
日常生活で使用する道具も忘れずに


日常生活で使用する道具の中にも、寝室の枕元に置いておくべきものがあります。
スマホなどの通信機器
日常生活の連絡手段や情報収集はスマホなどの通信機器が基本です。
地震時にも素早く正確に連絡・情報収集するために、手の届く箇所に携帯などを置いておきましょう。



毎晩、携帯の充電量を確認することまでできると完璧ですね。
眼鏡・補聴器などの補助器具
歩いて避難をするので、視覚や聴覚に問題ないように眼鏡や補聴器を用意しておきましょう。
眼鏡や補聴器のほか、高齢者は杖や老眼鏡、乳幼児がいる家庭では抱っこひもなどが補助器具に当てはまります。
想定される室内の危険


防災ポーチの中身から見た想定される室内の危険をまとめます。
- 家具や本棚の転倒・落下
- ガラスの飛散
- ドアの建て付け不良による避難経路の塞がり
- 転倒した家具の下敷きになる
- 暗闇での不安と混乱
様々な危険を考えておくことが大事です。
家具や本棚の転倒は家具転倒防止用突っ張り棒を使用して対策することが可能です。また、ガラスの飛散はガラス飛散防止フィルムを貼ることで対策できます。





他にも、地震に備えて家具の配置を考えることも立派な対策の1つですね。
対策の方法は色々あるので自分に合った方法を採用しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は夜の地震対策として、枕元に用意しておくべき防災ポーチの中身を紹介しました。



夜の地震にも備えてしっかり準備をしようと思います。
この記事を参考に、防災意識を高めていただけると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!